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保険全般の話

意外!こんな手術でも手術給付金がもらえる?(霰粒腫編)

2022.01.13

一般的に医療保険に加入していると、手術を受けた際「手術給付金」が支払われます。
(医療保険の主契約に手術給付金も含まれている)

保険会社により手術給付金の支払い対象が違い、大きく分けると2つのパターンがあります。

1. 約款に定められた88項目の手術
2. 健康保険の対象となる手術すべて(健康保険連動型)

以前の保険は1番を対象としているものが多いですが、最近は2番を対象としている保険が増えています。

1番の88項目の手術では対象にならず、2番で対象になる手術には、「ものもらい」「中耳炎」「痔(※)」「扁桃腺を取り除く手術」等があります。
※痔の手術は根本治療のみ支払い対象としている会社が多い。

ただし、「抜歯」「傷口の縫う手術」等は2番でも対象外となります。
(反対に、レーシック手術は最近の保険では給付対象外ですが、以前の保険では治療として必要だと認められた場合対象となる可能性があります。)

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手術、というと、入院するような大きなケガや病気等の治療のために行うイメージがあると思いますが、実は日帰りでも手術給付金の支払い対象となる手術がある、ということです。

実は、以前私も手術給付金を受け取りました。霰粒腫(さんりゅうしゅ)といい、まぶたの皮脂腺が詰まり、まぶたの裏にものもらいのようなできものができたのですが、一向に良くならず切除手術を受けたのです。20~30分程度の手術で、目薬・飲み薬は処方されましたが、目にガーゼを貼りそのまま帰宅できる手術でした。

認識が無くても、切除等を行うことにより根治治療する場合は、保険上「手術」の扱いで、給付対象となる可能性があります。

治療を行う時は、どのような治療をするのかしっかりと聞き、手術をする場合は、手術名を聞いた上で加入中の保険会社に確認をすると、給付対象かどうかわかりますので、もしかしたら、と思ったら是非ご確認くださいね。
※保険会社により保障となる手術等や保障内容・条件等が違います!
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