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社会制度の話

~国民年金として受け取る額を増やしたい!~

2013.05.29

基本的な国民年金の給付額は、「ねんきん定期便」等で確認することが可能ですが、年間数十万円、という方も多いと思います。

将来の年金額に不安を覚える方には、付加保険料を納付したり、国民年金基金に加入することで、将来の年金額を増額することが可能です。(65歳以上の方を除く)

付加保険料とは、国民年金の定額保険料に付加年金を上乗せして納めることで、受給する年金額を増やせるものです。

付加保険料は定額保険料にプラス400円となり、市役所や町村役場の窓口でお申込みすることができます。

付加年金として受け取れる金額は、「200円×付加保険料を納めた月数」となりますので、20歳から60歳までの40年間付加保険料を納めた、とすると、「200円×480月(40年)=96,000円」が年金額にプラスされます。(年間)

少しの額をプラスすることで年間数万円多く給付されますので、検討してもいいかもしれませんね。

なお、国民年金基金に加入中の方は、付加保険料をお申込みすることはできないことになっています。