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生命保険の話(生保会社で扱う保険)

~保険内容を切り替える制度"コンバージョン"について~

2013.06.19

保険会社によっては、保険の内容を変更できる「コンバージョン」という制度があります。

例えば、10年定期保険(10年間の死亡保障を行う保険)に加入していて、満期直前に病気にかかったとします。大きな病歴があると、その後の保険の加入が難しくなったり、加入するために条件が付き通常より保険料が高くなったりしますので、その後の保障が心配ですよね。
そんな時に、元々加入していた保険金を限度として、別の保険商品に切り替えることができ、通常何度でも無審査で行うことができるのです。

コンバージョンを利用し10年定期を終身保険に変更すれば、今までと同等の保障をかけ続けることができます。

ただし、気を付けないといけないのは、内容を変更した場合、変更した年齢で保険料を計算をすることになるので、変更前より保険料が多くかかるようになる、ということです。

その他、「一定期間保険契約が継続していること」「最初の契約時に条件が付いていないこと」「保険料払込免除中ではないこと」等、保険会社により一定の条件がありますので、ご興味ある方は担当の方に確認をしてみるといいと思いますよ。

基本的に、若いうちに入れば保険料は安くなるので、その保険がライフスタイルに合っていれば一番いいと思いますが、結婚・お子様誕生・家の購入・・・等で、必要な保障額が変わったことにより、保険の見直しを考える機会も多いと思います。

病歴などで、保険の見直しを諦めていた方は、コンバージョンを利用して保険内容を切り替えることができるかもしれませんよ。