コラムCOLUMN

生命保険の話(生保会社で扱う保険)

保障範囲の確認が重要

2013.11.26

ここ最近、生命保険商品が新しくなり、従来のものより保険料が安くなる商品も増えています。

同じ商品で安くなるなら・・と掛け替えを考えるお客様も多いかもしれません。

しかし、保険料ばかり重視していると、保険金を利用しようと思った時に、支払事由に当てはまらないことがあるので要注意です。

例えば、"三大疾病によって給付金が支払われる商品"の場合・・・
◇保障範囲 
A:「ガン(上皮内ガンを含まない)・心筋梗塞・脳卒中」
B:「ガン(上皮内ガンを含む)・心疾患・脳血管疾患」

◇給付要件
A:ガン(上皮内ガンを含まない)と診断された時に支給
  心筋梗塞で60日以上の労働制限が診断された時
  脳卒中で60日以上後遺症が続くとき
B:ガン(上皮内ガンを含む)・心疾患・脳血管疾患で入院した時に支給

◇支払限度
A:いずれか1回のみ給付
B:無制限保障(2年に1回限度)

その他、"三大疾病で保険料支払い免除"等の要件もそれぞれの商品で違い、「三大疾病で入院したらその後の保険料免除」という商品もあります。

保険料も保険を決める大きな要因の一つであることには変わりありませんが、ご自身が必要な保障は何か、どの部分の保障を充実させたいか、という点も確認を忘れないでくださいね。

※今回は、生命保険についてご案内いたしましたが、損害保険でも同様です。