年末調整・確定申告等で保険料控除の手続きをする時期が近づいてきました。そろそろご加入中の保険の「保険料控除証明書」がお手元に届いている頃ではないでしょうか。※手続きに必要な書類なので、大切に保管してくださいね。

保険料控除制度とは、該当の保険に加入している場合、支払っている保険料に応じて一定の金額をその年の所得から差し引くことで、所得税と住民税の負担が軽減される、というものです。

旧制度と新制度の2つの制度があり、平成23年12月31日以前に加入した保険は旧制度を、平成24年1月1日以降に加入した保険は新制度の対象となっています。なお、平成24年1月1日以降、契約の更新・転換・特約の中途付加等をした場合、その契約全体が新制度の対象となります。

旧制度では、「一般生命保険料控除」と「個人年金保険料控除」の2つでしたが、新制度では「一般生命保険料控除」「介護医療保険料控除」「個人年金保険料控除」の3つとなりました。

旧制度の時には「一般生命保険料」に含まれていた「介護医療保険料」が別枠で控除されるようになった、ということです。

次回は内容についてもう少し詳しく説明したいと思います。