コラムCOLUMN

社会制度の話

協会けんぽの保険料は?

2013.08.26

社会保障改革の1つとして、国民健康保険の財務健全化等が取り上げられています。

しかし、中小企業等の従業員が加入している協会けんぽ(全国健康保険協会)へ財政支援等は先送りにされました。
※協会けんぽには、全国で約3500万人が加入しています。

協会けんぽは労使折半して負担している保険料と国からの補助金で運営されていますが、赤字経営が続いている状態です。

保険料は、各都道府県ごとに設定されていて、今までも保険料を値上げしが続いていましたが、さらなる値上げが必要になりそうです。

特に北海道は全国2番目に保険料が高いため、これ以上値上がりが続くのは厳しい状況。

もちろん、国民健康保険の立て直しも大切ですが、他の保険協会・組合の負担は重くなるばかり・・では、不満の声も出てくるでしょう。

大きな問題が山積みの状態ですが、なんとか解決へ導いてほしいですね。
個人としては、今後保険料・医療費の値上げへの更なる対策が必要となりそうです。