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ライフプランニングの話

~海外で介護を受けられる?~

2013.05.08

 近年、リタイア後に海外で長期間過ごす生活スタイル「ロングステイ」をされる方が増えてきました。中でも、海外で介護サービスを受ける方が増えています。

介護が必要になった時、公的介護サービスの施設へ入所できなかった場合、民間の老人ホーム等へ入所と言う選択肢がありますが、多額の費用が必要になります。
そのため、ご家族での介護を選択するご家庭が多くなっているのが現状だと思います。

そこで、日本より物価の安い東南アジアの国々(マレーシア・タイなどが人気)などにロングステイをして介護を受ける、というサービスが関心を集めています。

現地で専門の研修を受け、日本語が話せるスタッフが介護をしてくれるのですが、物価が安いので日本で同じようなサービスを受けるよりはかなりお安く済むことが多いのです。

ずっと住んでいた日本で過ごしたい、と言う方ももちろん多いと思いますが、海外で新しい発見をして楽しい、という方もいらっしゃるようです。

契約などを行う際、トラブルも多発しているので、しっかりと情報収取を行ったり現地に赴きご自身で確かめる必要はあると思いますが、今までとは違う選択肢として考えてみるのもいいかもしれませんね。