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社会制度の話

政府広報「社会保障と税の一体改革」読みましたか?

2014.03.26

先日、政府広報のパンフレットが、全国一斉に新聞折込広告として配布されましたね。お手元に届いた方、内容は確認されたでしょうか。

4月から消費税が8%になりますが、「引上げ分はすべて皆様の子育て、医療・介護・年金を充実・安定化するために使います」として、どのように制度が変わるのか説明しています。

消費増税に伴う、低所得者や子育て世帯への負担軽減のために一時金が給付されることは以前より言われていましたが、低所得者層の各年金受給者を対象に「臨時福祉給付金」を1万円(状況により1万5千円)、子育て世帯を対象に「子育て世帯臨時特例給付金」を1万円が給付されることが明記されています。

どちらも「いつから」「どのように」給付されるかについて詳細は書かれていませんが、「臨時福祉給付金」は平成27年10月から支給予定だそうです。

また、4月からは父子家庭でも遺族基礎年金が受給できるようになり、男女間の格差は解消されます。※遺族基礎年金を受給するには、生計維持者がどちらか等の一定の要件があります。

その他、「保険料軽減の対象者」「住まい給付金」等についても書いてあります。ご自身のことに関わる改正がある可能性もありますので、一度目を通してみてはいかがでしょうか。

HPでも確認することができます。
政府広報オンライン:http://www.gov-online.go.jp/