コラムCOLUMN

損害保険の話(損保会社で扱う保険)

地震保険について考える

2014.03.18

東日本大震災から3年が経ちます。再建を果たし震災以前の生活に戻りつつある方がメディア等に紹介されているのを見ると、本当に良かった、と思いますが、反面いまだ仮住まいで今後の見通しが立っていない方も多いですよね。風化することになく今後も大きな支援が必要だ、ということをあらためて考えられされました。

北海道にお住まいだと直接被害を受けた、という方は多くはないかもしれませんが、地震に対する備えについて考えた方は多いと思います。

実際、日本で大きな地震があった後には地震保険の加入する方が増え、東日本大震災後、火災保険に地震保険を付帯した割合(付帯率)は半数を超えました。
(地震保険に仕組みについては「~地震に備えたい!~」をご確認ください。)


しかし、加入率では全国平均で3割未満、まだ加入している方は少ないのが現状です。

大規模の地震が起きた時には、国や地方自治体などからの早急な金銭的支援は望めません。生活地盤を建てなおせるだけの貯蓄がある場合は問題ないですが、貯蓄がない場合は万が一に備え、「最低限」の地震保険への加入は必要かもしれませんね。

以前JIJICOに「加入広がる地震保険 補償はどこまで必要か?」という記事を寄稿させていただきましたので、興味がある方は読んでみてくださいね。
加入広がる地震保険 補償はどこまで必要か?:
http://jijico.mbp-japan.com/2013/09/04/articles4316.html