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ライフプランニングの話

エンディングノートを書くのは・・

2014.01.20

先日井上税務会計事務所さんが主催したセミナーに参加させていただきました。以前から無料で有意義なセミナーを企画されていて、今までにも何度も参加させていただいています。

今回は、鹿内幸四郎氏(一般社団法人 相続手続き支援センター札幌)が講師を勤める「相続」等に関するセミナーで、大変勉強になりました。

皆さんにもお伝えしたいことは多々あるのですが、今回はエンディングノートについて・・。

以前「遺された人へのメッセージ」にアップさせていただきましたが、エンディングノートは、遺された人のために書いていただきたいものだと私も常々思っています。

ご家族のお友達、歴史、気に入った写真等・・すべて理解されている方はいらっしゃるでしょうか・・・。そういった「想い」も伝えらます。

鹿内氏曰く、遺言状に書ききれないご自身の感情等を書き記し、心を伝えるためにエンディングノートを利用して欲しいそうです。

ご自分がどのように思っているのか知ってもらうため、記入したエンディングノートを見やすい所に置いて、好きな時に誰でも見られるようにしている方もいらっしゃるそうですよ。素敵な人生を送られているのだと思います。

弊社でも、エンディングノートについてご案内させていただく機会があるのですが、「まだ早いから必要ない」とおっしゃる方が多いのが現状です。

しかし「早い」ということはないですよね。年齢に関わらず、です。いつ何があるかわからないのだから、思い立った時に準備していただきたい、と思います。「今でしょ、今」(もう古いかな(笑))

また「元気なうちに記入してもらいたい」とお子さんから親御さんにエンディングノートについてお話しする方もいらっしゃるのですが、嫌がられる方が多いそうです。「早く死んでほしいのか!」と怒る方もいらっしゃるとか・・。親御さんのことを考えてお話ししていると思うのですが、ご家族だからこそ難しいのかもしれませんね。

そんな時に、エンディングノートに関するセミナー等に一緒に参加したり、専門家か勧めてもらうのも良い方法ですね。ノートの良さが分かれば、自ら記入したい、と思ってもらえるに違いありません。


気になった方は是非行動に移してくださいね!