コラムCOLUMN

ライフプランニングの話

子供の幸福度

2014.01.01

あけましておめでとうございます。今年は午年、午年は大きな変化を迎えることが多いそうです。良い方向へ変化するよう日々過ごしていきたいですね。

さて、先日「先進国における子供の幸福度」が発表されました。調査できた31か国中日本は総合6位、となかなか良い結果となりました。

「教育(学習到達度調査結果で評価)」と「日常生活上のリスク(肥満・飲酒・10代の出生率などから評価)」の項目では、日本は1位という好成績だったのですが、「物質的豊かさ」が21位と平均以下という評価でした。

日本に住んでいると、物にあふれ物質的には豊かに過ごしていると感じていたため、この結果には少しビックリです。

「物質的な豊かさ」については、"国ごとの標準的な所得"の半分未満の世帯で暮らす子供の割合で評価しているそうです。つまり、日本は先進国の中で見ると、標準的な所得の半分未満の貧困状態で子供を育てている世帯が多く、貧富の差が大きいと考えられます。

教育レベルが高いが貧困率が高い、というのは他の国にはあまり見られないそうです。

日本では所得が少ない世帯でも、子供の教育に力を入れている傾向があるため、所得が少ない世帯はますます生活が苦しくなる、ということですね。

この結果から、家計の健全化への取り組みが必要であることをつくづくと感じました。

ファイナンシャルプランナーとして、ライフプランニング業務を通し、家計に対するアドバイスを行うことで少しでも豊かな生活をしていただけるよう頑張っていきたいと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。