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経済の話

「え、4,000円?!」と思わずレジで叫んでしまう物価高騰にどう立ち向かうか

2024.07.18

先日スーパーでレジに並んでいたところ、前で会計をしていた方が「え、4,000円?!」と叫んでいました。いつもと同じ買物をしたはずが、大分価格が上がり、手持ちのお金では足りなかったようです。「確かに色々なものが値上がりしてもんなぁ」と心の中で激しく同意しました。私も、オリーブオイルの値段を見た時には「高っ!」と叫んでしまいましたから。。。食料品等のみならず、電気代などの光熱費も大きく値上がりしましたね。

この状況に国は6月から「定額減税」を実施、また住民税非課税世帯等には「物価高騰対応臨時給付金」も支給が予定されていて、札幌市では7月11日から順次確認書又は申請書を対象世帯に送付しています。

今年は賃上げを実施する企業が8割近くを占め、収入が増えている世帯が多いとはいえ頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。

個人での対抗手段としては「節約できるところは節約をする」というのが一番取り組みやすいと思います。その中でも、一度見直しをしたら削減効果が持続する「固定費」の見直しをおすすめします。

1 スマホプラン見直し → ほとんどネットを使わないのに通信量の大きいプランに入り、毎月多くの費用を払っているケースも少なくありません。ご自身の利用状況に合うプランを探してみましょう。格安SIMを検討するのも1つの方法だと思いますが、今利用している携帯会社で新しいプランがあるかもしれません。あわせて契約中の有料コンテンツなどもご確認を。知らない間に加入しているケースもあります。

2 保険の見直し → 例えば財産を残したいご家族等がいらっしゃらない方には、大きな死亡保障は必要ないかもしれません。本当に必要な保障内容なのか、今一度ご確認ください。
また、保険商品は日々変わっていますので、同様の保障内容でも保険料が安く抑えられることもあります。数年ごとに見直しをすることをおすすめします。

3 車 → 車を所有していると、ガソリン代やタイヤ交換などの他、税金・自動車保険など維持費がかなりかかっています。車の利用状況によっては、複数台の車を1台に減らしたり、車の所有をやめ必要な時にレンタルサービスを利用するなど、検討してみてもいいかと思います。自動車保険も比較検討してみましょう。

4 住宅ローンの借換 → 今現在住宅ローン金利が低いため、借りている住宅ローンによっては、借換をするとかなり金利が低くなる可能性があります。また現在借りているのが3年、5年、10年固定金利などの場合、固定期間が終わると金利が上がる可能性もあります。住宅ローンの借換は少々ハードルが高いですが、ケースによっては効果が高いため、試算してみましょう。

見直しの労力はかかりますが、効果があるケースが多いので、ぜひ頑張ってみましょう。